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車の暖房効かない原因は?オーバーヒートの可能性もあるので要チェック!

車のヒーター効かない 修理
この記事は約6分で読めます。

車の暖房(ヒーター)が効かない原因を突き止めるにはまず、冷却水(クーラント)が減っているか確認してからです。

ヒーターは冷却水の熱を利用して暖かい空気を出しています。

 

 

クーラントが少ないとヒーターが効かないし、オーバーヒートの原因にもなりますよ。まずはクーラントのサブタンクの量を確認しましょう。

 

サブタンクが空であれば、エンジンが冷えてからラジエーターキャップを外してクーラントがラジエーターの上まで入っているかチェック。

 

とりあえず水を適量入れて、キャップを閉めてエンジンを暖気してヒーターが効くか確認。

 

それでヒーターがガンガンに効けばOKですが、クーラントが減るということはどこかしらから漏れていることなので漏れている個所を修理する必要があります。

 

また、冷却水を適量入れたのにヒーターが効かないならば、どこかしらか修理が必要なのでその手順を教えます。

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車のヒーターが効かないとオーバーヒートの可能性の意味

車のヒーターは冷却水の熱に風を当てて暖かい空気を室内に流している仕組みです。

 

なのでまず冷却水が適量入っているか確認します。

見る箇所はこの二か所。

 

  • 冷却水のサブタンク
  • ラジエーター

 

冷却水が少ないとエンジンを冷やすことが完ぺきではないので、真夏や高速道路走行でオーバーヒートになる可能性が高いです。

 

冷却水の役目

  • ヒーター
  • エンジンを冷やす
  • ATFを冷やす(オートマ車の場合)

 

冒頭でも書きましたが、冷却水を適量入れて暖機運転してヒーターが効けば、ゲ原因は冷却水が足りなかったことです。

 

そのあとは、冷却水が漏れている個所を修理しなければなりませんね。

 

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冷却水が適量でもヒーターが効かない原因は?

原因は主にこの4つです。

上から順によくある修理原因です。

 

  • サーモスタット不良
  • ヒーターコアが詰まっている
  • ラジエーターが詰まっている
  • ウォーターポンプ不良

 

サーモスタット不良

修理料金は軽自動車で8,000円~

修理時間1時間ほど。

 

サーモスタットはよく壊れる部品です。

 

あなたの車のメーターパネルに水温計があれば確認してみてください。

水温計の針がエンジンが暖気状態で中間にあれば正常です。

 

暖気状態でも針が下の方にあるのなら、間違いなくサーモスタット故障です。

 

ヒーターコアが詰まっている

修理料金は軽自動車で20,000円~

修理時間は1日。

 

ヒーターコアはラジエーターのミニだと思えばイメージしやすいと思います。

 

エンジンルームからホースを介して室内に設置されています。ちょうど運転席と助手席の間の前側にあります。(ラジオとかついている裏です)

 

ヒーターコアに熱くなった冷却水を循環させて、そこにヒーターモーターで風を当てて暖かい空気を流しています。

 

ついている場所が場所だけに交換作業は容易ではありません。以前、ヒーターモーター交換の記事があるので見てみてください。

 

クーラント交換を怠るとヒーターコアが詰まったりしますね。

 

ラジエーターが詰まっている

修理料金は軽自動車で20,000円~

修理時間は1日。

 

ラジエーターもクーラント交換を怠ると詰まったりします。錆びとか発生して詰まるんですよね。

 

ウォーターポンプ不良

修理料金は軽自動車で20,000円~

修理時間は3時間ほど。

 

サーモスタットもヒーターコア、ラジエーターも冷却水が入るホースと出ていくホースがあります。どちらも手で触れないほど熱ければ正常ですが、入る方が熱くて出ていく方が冷たいとその箇所が不良と判断できます。

 

サーモスタットもヒーターコア、ラジエーターも正常であった場合に、最後に考えられるのがウォーターポンプ不良です。

 

ウォーターポンプは冷却水を小さい羽根で回して循環させる役目ですが、この羽が溶けてなくなっている場合が稀にあります。

 

クーラント濃度が濃すぎたりすると溶けるといわれています。

 

分解してみてウォーターポンプを交換となります。

 

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冷却水が漏れる主な箇所

冷却水が漏れやすい箇所をまとめておきます。

上から順に漏れやすい箇所です。

 

  • ラジエーター
  • ラジエーターホース
  • 冷却系統のどこかしらのホース周辺
  • ラジエーターキャップ
  • ウォーターポンプ周辺
  • ヒーターコア
  • エンジンのシリンダーヘッドガスケット
  • エンジンのウォータープラグ

 

ラジエーターキャップ部分に圧力をかける整備機器(コンンプレッションゲージ)を装着して、圧力をかけて漏れている個所を特定します。

 

クーラントは赤とか緑色なので、漏れていればすぐに垂れてくるのでわかります。

 

お客さんが水漏れにお金をかけたくないということで、応急処置として冷却水漏れ止め防止剤を使う場合もよくあります。

 

水漏れ防止剤で水漏れが止まればよいですが、最終的には漏れている個所を修理しないと安心して車を運転できませんよ。

 

遠出なんか気になってしょうがないと思うし…

 

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車の暖房が止まると効かないのはココが悪い

車で走行中はヒーターが効くけど、止まれば効かないというケースもよくあります。
主な原因はこの2つです。

 

  • サーモスタット不良
  • ラジエーターやヒーターコアが詰まりかけている

 

ほとんどがサーモスタット不良ですね。

それくらいサーモスタット交換は多いです。

 

冬が近くなってくると増える依頼ですね。夏はヒーターなんて使わないからわからないんですよね。

 

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まとめ

車のヒーターの利きが悪いと感じたら、ボンネットを開けて冷却水の量が適正かどうか確認しましょう。

 

サブタンクにちゃんと入っているかどうか。

 

サブタンクに入ってなければ、エンジンが確実に冷えるまで待ってラジエーターキャップを外してラジエーターに冷却水が入っているか確認。

 

ラジエーターにも冷却水が入っていなければ、すぐにディーラーや整備工場に持込んだほうがいいです。

 

そのまま走行するのは危険です。

オーバーヒートなんかしたら修理代金が大幅に膨れますよ!

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