車のエアコンが効かない原因のほとんどがエアコンガス補充で解決します。
なのでオートバックスでもエアコンが効かないことは解決できます。
ただ、エアコンガスがなぜ足りなくなったのかという根本的な原因を突き詰めないと、またガスが減ってエアコンが効かなくなるでしょう。
結論としては、エアコンが効かないことはオートバックスでも一時的には解決できるが、エアコン修理できるかとなると厳しいでしょう。
エアコンガス補充できる自信があるならば、ガス補充キットはネット通販で安く売っているのでチャレンジしてみるのもいいですよね。
この記事ではこんなことをまとめています。
- オートバックスでエアコン修理できるのかどうか
- オートバックスでのエアコン効かない時の料金
- エアコン修理はどこに頼むのが適切か
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車のエアコン効かない時オートバックスで修理可能なのか?
- 冒頭でも書きましたが、エアコンが効かなくなる原因のほとんどがエアコンガスが足りなくなることです。
エアコンガス補充であればオートバックスでもできます。
エアコンガス補充だけで済むのであれば、オートバックスでOKですが、修理も大丈夫なのかとなると答えは「NO」です。
デンソーなどエアコン専門業者に依頼するのが間違いないです。
私であればエアコンが効かない状態なら、ディーラーや整備工場に依頼します。
そして、「エアコンガスが漏れていてエアコンが効かないかもしれないので調べてもらえますか?」と依頼します。
じゃないとエアコンガス補充して料金請求されて、またエアコン効かなくなる可能性があるからです。2度手間でしょ?
まずはエアコンのガス漏れから調べないと根本的解決になりません。特に長く乗っている車だとガス漏れをまず疑います。
エアコンが効かないその他の原因はこんな感じ。
- エアコンコンプレッサーを動かすベルトの不具合
- コンプレッサーが壊れている
- エアコンの電気系統不良
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エアコンコンプレッサーを動かすベルトの不具合
- エンジンをかけている状態でキュルキュル音がする場合は、ベルトが緩んでいる可能性があります。
クーラーベルトが緩んでいるとコンプレッサー作動がいまいちなのでエアコンの効きが悪いです。
この場合はベルトの状態を確認して、古くなっていたら交換だし、ただ緩んでいるのならば張ればOKです。
コンプレッサーが壊れている
低年式の車だとベアリングが壊れていたりしてコンプレッサーが寿命の時もあります。
この場合はコンプレッサー交換となり高額修理になります。
安く仕上げたい場合は中古のコンプレッサーを探したり、リビルト品を使い安く修理したりします。
良心的な会社ならば、すべてお客さんと相談して決めます。
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エアコンの電気系統不良
- 意外にエアコンのヒューズが切れていたりすることもあるので、エアコンスイッチONにならない場合は、まず最初にヒューズを確認します。
自分の車のマニュアルを見てエアコンのヒューズ位置を確認して、切れていないかチェックしましょう。
ヒューズが切れていただけならば、ホームセンターで購入すれば数百円で済みますし、修理工場に依頼しているならば点検料と含めても1,000円かからないでしょう。
オートバックスでエアコン修理した場合の料金は?
オートバックスでは通常のエアコンガス補充の場合、作業料金 R134aタイプ ガス補充 2,200円(税込)/1本×充填本数です。
もし、エアコンガスが2本も補充になるのなら、それはもうガス漏れの可能性大なので、まずはガス漏れの点検しなければだめですね。
その状態をオートバックスの整備士が気付くかどうかでしょうね。
その他のオートバックスのエアコン関連の修理料金をまとめます。
- エアコンガス洗浄は、軽自動車 3,300円(税込)普通車 11,000円(税込)
- エアコンフィルター交換、交換工賃 1,100円(税込)
- 消臭・除菌エアーリフレッシュプロ 5,500円(税込)
- エアコンガスリフレッシュ 8,800円(税込)
エアコンが効かない時どこに頼めばいいのか?
あなたが新車を購入して間もないならば、購入したその店にお願いするのが間違いありません。
中古で購入した場合も購入した店に依頼しましょう。
近所にデンソー系のエアコン専門業者があるのならば、直接依頼するのが一番賢いでしょうね。
なぜならば、ディーラーや中古車店では、エアコンが効かないとなればまず最初にエアコンガス漏れを点検します。
点検してすぐにガス漏れがわかる、またはどこから漏れているのかわからない場合は、デンソー系業者に外注依頼となります。
簡単に言えば、エアコン修理は専門業者に依頼したほうが間違いないからです。
エアコン修理でミスは許されません。
なので最初から専門業者に外注依頼したほうが早いし確実です。
実際に私も年式が古くエアコンが効かない症状の車が入庫したときには、すぐに電装業者に外注することが多いです。
理由はガス漏れしている可能性が高いからです。
エアコンガス漏れの点検方法
電装業者はエアコンガスに蛍光剤を注入することから始まります。
蛍光剤を入れて数分エアコンをかけて、その状態でブラックライトで配管のエキスパンションパイプのつなぎ目等を照らして、ガス漏れ箇所を発見します。
私もその作業を見せてもらうことがありますが、本当にあっという間にガス漏れ箇所を発見します。
プロですね。
外注されると外注費用をあなたが払うことになります。
ディーラーや中古車屋さん、オートバックスにエアコン効かない依頼をして、もし外注になると余計に修理費用をあなたが払う羽目になります。
わかります?
ディーラーとエアコン専門業者分をあなたが料金を支払うことになります。
これが最初にエアコン専門業者に依頼していたら、1社だけの請求になりますよね?そういうことです。
エアコンが効かないという症状は、それくらい判断が難しい修理です。
安易にエアコンガス補充だけで済むのは新車1年位以内です。
自分でエアコンガス補充できるのか?
元整備士とかならわかりますが、自分でエアコンガス補充はあまりおすすめではありません。
エアコンガスの扱いを誤って失明するニュースもあるくらいですからね。
そのくらい勢いよくエアコンが吸って顔にかかったりします。
メカに強いまたは挑戦してみたいというのなら自己責任でお願いします。
ということで、自分でエアコンガス補充の要領を解説します。
ご自身で作業される場合、自分でエアコンガスとそれらを測定チャージする道具を用意しましょう。
工具については、特に必要な物はないです。
最寄りのカー用品店やネットで購入できます。
チャージホースについては種類がありますが、今回はシンプルなものを紹介します。
作業開始までは缶を開けてガスを大気開放しないように注意してください。
さて、ご自身で交換作業の場合、チャージホースとエアコンガス缶を繋げます。
エアコンガスの補充時はエアコンを1番低い温度で始動し、風量は最大の状態で行います。
ホース側の取り付け部にある針の部分が一番上にくるように回しておきましょう。
接続しましたら、まだガス缶に針は刺さないでください。
次に片側のホースをクルマのエンジンルーム内にある銀色のエアコンガスが通る配管を確認します。
配管を見ていくとLと書かれたキャップがあると思います。これは低圧側のポートでチャージホースの片方を取り付けます。
セットしたら、バルブを締めこんで缶に針で穴を開けます。空いたらバルブは緩めてガスが出やすく針を上に戻しましょう。
この状態でガスは入っていっているので、ホースについてるメーターを見ながらバルブを回して水色の適正値になるまで入れていきます。
次にメーターの針が適正値に入りましたら、機材を外してキャップを締めて完了です。
エアコンガス補充を自分でやるのとお店に頼むのではどのくらい料金違う?
ここでは個人でやる場合とお店側(今回はオートバックスを例に)でやる場合のトータルコストを比較します。
個人でやる場合は、かかってくるのは交換道具代金のみです。
なので、フィルター交換も含めると4~5000円程度で行えます。
次にお店の場合、オートバックスでは通常のエアコンガス補充の場合、作業料金
R134aタイプ ガス補充 2,200円(税込)/1本×充填本数です。
他にもエアコンガス洗浄は、軽自動車 3,300円(税込)普通車 11,000円(税込)。
エアコンフィルター交換、交換工賃 1,100円(税込)
消臭・除菌エアーリフレッシュプロ 5,500円(税込)
エアコンガスリフレッシュ 8,800円(税込)
となっております。
手間をかけたくない方にとっては、カー用品店などで依頼するのが得策かもしれません。
まとめ
勉強も兼ねてチャレンジしたいという方は、難しい作業ではないので、やってみてください。時間がなかったりする方は、お店の方で依頼をしてください。
大切なお車を今後も乗っていくために、こういった小さな問題を片づけてストレスフリーなカーライフを送りましょう。
コメント
ガス補充の際、パージを行わないとホース内に入っている空気がエアコン配管内に入り込み更に効きが悪くなるので真空引きしてからの全量交換しないといけなくなりますよ。