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ブレーキパッドは車検時何ミリまでOK?新品の残量や交換費用はどのくらいなのか解説

ブレーキパッド 車検 何ミリ 修理
この記事は約6分で読めます。

車検の時にブレーキパッドが何ミリあれば合格という基準はありません。

 

ブレーキが規定の数値以上効けば合格です。

なので何ミリかどうかということは関係ありません。

 

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だけどディーラーで1.5mmしかパッド残量がないから車検通らないよ!って言われたことあるよ?

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たぶんそれは次回車検時(2年後)までブレーキパッドがもたないので交換したほうがいいよ!ってアドバイスしたんだと思いますよ。

 

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え!?そうなの?

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この記事では新品ブレーキパッドの残量がどのくらいなのか、交換するときの費用についても解説します。

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ブレーキパッドは車検時に1ミリでも大丈夫?

はい、大丈夫です。

 

1mmでもブレーキがちゃんと作動して規定値以上効けば車検に通ります。

 

参考までに自動車保安基準を見てみましょう。

 

第十二条 自動車には、走行中の自動車が確実かつ安全に減速及び停止を行うことができ、かつ、平坦な舗装路面等で確実に当該自動車を停止状態に保持できるものとして、制動性能に関し告示で定める基準に適合する独立に作用する二系統以上の制動装置を備えなければならない。ただし、最高速度三十五キロメートル毎時未満の大型特殊自動車農耕作業用小型特殊自動車及び最高速度二十五キロメートル毎時未満の自動車にあつては走行中の自動車が確実かつ安全に減速及び停止を行うことができ、かつ、平坦な舗装路面等で確実に当該自動車を停止状態に保持できるものとして、制動性能に関し告示で定める基準に適合する一系統の制動装置を備えればよい。

 

でしょ?

ブレーキパッドの残量のことなんか一つも書いてないでしょ?

 

だから大丈夫です。

 

これは陸運局で自分で車検を取りに行けばわかります。

検査員はブレーキパッドが何ミリかなんかチェックしません。

 

制動力が規定値以上かどうか、ブレーキの引きずりがないかだけチェックします。

 

ただ、これがディーラーや一般整備工場で車検を取る場合になると、ちょっと様子が変わってきます。

 

だいたい残量3ミリくらいで交換をすすめられるでしょうね。

 

それはなぜか?

 

次回車検時までブレーキがもつのかどうか判断してもちそうもないときには交換をすすめるでしょう。

 

この点が陸運局と一般整備工場との違いです。

 

  • 運輸局→その場が良ければOK
  • 整備工場→2年後の状態も想定している

 

だから、ディーラー車検でブレーキパッド交換を提案されても交換するかどうかは持ち主の勝手なんです。

 

交換しなければ車検は通りません!なんてことはありません。

 

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ブレーキパッドが新品の時の残量は何ミリあるの?

この画像を見てください。

左の緑色のブレーキパッドが新品。右の茶色のブレーキパッドが古いものです。

 

ブレーキパッド 車検 何ミリ

 

その厚さは一目瞭然。

 

新品のブレーキパッドの残量は車種に寄りますが、最低でも10mmはあります。

スポーティーな車種の場合は15mm近くある場合もあります。

 

右のブレーキパッドの残量は1ミリあるでしょうか?

 

毎日通勤で車を使っていたら、間違いなく半年もたないでしょうね。

次の車検まで安心して乗りたいならば、私ならば交換します。

 

まぁーこれも乗っている本人次第ですがね。

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車検時にブレーキパッド交換するときの費用はいくら?

これも車種や店によってさまざまです。

 

一般的にディラーでの工賃は高めだと思います。

安心料金も含まれていると考えたほうがいいのかもしれません。

 

一般整備工場やオートバックスやイエローハット系統の量販店だと、交換費用も安く済むでしょうね。

 

軽自動車を例に挙げて工賃を比較すると

 

  • 自動車ディーラー→12,000円
  • 街の整備工場→10,000円
  • 量販店→6,000円

 

こんな感じに分かれるかと思います。

明らかにザックリとした見積ですがね。

あくまでも工賃です。実際にブレーキパッド交換すると部品代や消費税がプラスになります。

 

部品代というのは

 

  • ブレーキパッド
  • ブレーキオイル

 

さらに交換するときに使用するケミカル用品もプラスされます。

 

  • ブレーキクリーナー
  • シリコングリス

会社によってはこの手の使用用品は「ショートパーツ 500円」とか、ひとまとめにして請求することもあります。

 

 

なので、軽自動車のブレーキパッド交換費用となるとこうなります。

 

【ブレーキパッド交換】

ブレーキパッド交換工賃 10,000円

 

ブレーキパッド 5,000円

 

ショートパーツ 500円

 

ブレーキオイル 1,000円

 

総額 18,150円(税込み)

 

ザックリとした見積ですがこんな感じで請求されます。

 

 

 

あ!そうだ!

余談ですが、車検時に一緒にブレーキパッド交換するときと後からブレーキパッドだけ交換する場合では後者の方が工賃が高くなります。

 

車検ではタイヤを外して点検するところまで工賃に入っているので、ついでにブレーキパッド交換したほうが安上がりになります。

 

あとからブレーキパッド交換すると、タイヤを外すところからの工賃が上乗せされるので若干高くなるんです。

 

だから、どうせブレーキパッド交換をするのであれば車検の時に一緒に交換したほうが工賃が安くなるのです。

 

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まとめると

車検の時にブレーキパッドが何ミリだろうと車検は通ります。

交換するかどうかはあなたの判断次第です。

 

また新品のブレーキパッド残量は最低でも10mm。

 

ブレーキパッド交換費用は車種によって違って、車検時に一緒に交換したほうが費用がかかりません。

 

ブレーキ系統は非常に大事な部分なので、ケチるようなところではないです。

 

車検費用を極力抑えたいのであればしょうがないですが、そうでないのであれば一緒に交換したほうが安上りです。

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