軽自動車税は廃車にしても還付されません。
普通自動車は廃車にして手続きすると、月割計算されて自動車税を払った分ちゃんと還付されますが、軽自動車は残念ながら還付されません。
軽自動車税は還付なしですが、自賠責保険料や重量税は還付されるのでこの後説明しますね。
軽自動車税は還付手続きすると戻ってくる?
冒頭でも説明しましたが、軽自動車税は還付なしです。
軽自動車は4月1日時点の所有者が年に一回(5月頃に)軽自動車税を払います。
新車から13年経過した軽自動車は7,200円
新しい軽自動車は10,800円
極端な話をしますが、あなたが4月2日に廃車にしても軽自動車税は発生して、5月頃にあなたの住所に支払明細書が送られてきます。
4月1日時点で軽自動車を所持していると軽自動車税を払わなければならないわけです。
そして、廃車にしても月割りで還付されることはありません。
軽自動車を廃車にして還付されるものとは
軽自動車を廃車にして還付されるお金は2つあります。
- 自賠責保険料
- 重量税
まずは自賠責保険料ですが、車検を取る時に次の車検満了日を超える期間分、強制的に自賠責保険料をかけなければいけません。
強制的にです。
自賠責保険を掛けないと車検を取得することはできません。
自賠責保険料は2年車検だと約2万円、1年車検だと13,000円支払います。
自賠責保険料はちょこちょこと値上げしてきています。本当に徐々に毎年上がってきています。
なので、だいたい2年車検の車だと2万円と書きました。
車検時に支払った、この2万円と13,000円の自賠責保険料金は「自動車検査証返納届」又は「永久抹消登録」の書類を自賠責保険会社に持っていき、還付手続きすると月割計算されて還付されます。
東京海上日動で自賠責保険をかけていたら、近くの東京海上日動の保険会社に出向き、手続きします。
次の車を購入したときは、その車屋さんで手続してくれることもあります。
どのくらいの金額還付されるのか?
4月に5ナンバーの軽自動車を車検したとしたら、約2万円の自賠責保険料を払っていると思います。
6月に軽自動車を廃車にして、還付手続きしたとしたら、2万円の残り22か月分の月割り分が還付されます。
ザックリ計算して18,000円が還付されます。
自賠責保険料の還付はバカにできませんよ!
特に車検取ってすぐに廃車にする場合は、絶対に還付手続きしたほうがいいです。
手続しないと自動では戻ってこないので、もったいないですよ。
軽自動車を廃車にすると重量税は還付されるのか?
軽自動車税は還付されませんが、自賠責保険料を同じように重量税は還付されます。
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