この記事ではダウンサスを取り付けた後に車高がどれくらい変わるのか、いつそれが発生するのか解説していこうと思います。
まず、ダウンサスが車に馴染むのにはそんなに期間は変わりません。
もちろんメーカーによりますが、意外と想像しているよりよっぽど早く車高が下がります(笑)
では、いったいどれくらいで変わるのか説明したいと思います。
ダウンサスが馴染むにはどれくらいかかる?
ダウンサスが馴染むのには大体1000㎞走行後、または1年くらいで馴染むといわれています。
ですが、機械的な不具合を確認するだけでしたら100㎞~200㎞程度の慣らし運転で確認はできます。
慣らし運転はナットの締め付け不足や異音を確認するためには必須の行為ですので、必ず行って下さい。
馴染むためには、それより距離を走らせないといけないのか?と思うかもしれませんが、経験上1000㎞も走ればむしろ多いくらいかなと思います。
理由としてダウンサスを取りつけた直後にジャッキから車を下してブレーキをギュッと踏むとすぐに馴染んだイメージがあります。
ですが、これは中古品を取り付けた上での行為ですので、新品ですとやはりバネが元気な分少し時間や距離がかかるのは否めないです。
ダウンサスに交換すると何センチ下がるの?
じゃあいざ交換します、そしたら最終的に何センチ下がるのかと言いますと大体が1.5㎝~3㎝程下がると言われています。
ダウンサスの中には種類があり、スーパーダウンという普通のダウンサスよりも下げ幅が大き目のサスペンションもありますが、慣らしをしたとしても下がるのはそこから数ミリ程度です。
なので、「今は平気だけど、今後もっと下がってフェンダーとかに当たったらどうしよう・・・」と思うかもしれませんが、そんなすぐに落ちることはありません。
ですが1年も経てばさすがに下がって来ると思いますが、それは馴染みというよりはショックアブソーバーの劣化によるものが多いと思います。
ダウンサスではないですが、リフトアップ用のサスペンションに変えた後1年後に1センチ下がった・・・という話もあります。
それでも、装着後割とすぐ1センチ近く変わってしまったらバネが粗悪品だったり、ショックアブソーバーが弱っている可能性も捨てられません・・・
では、ダウンサスを装着後下がりすぎてしまったときにどうすればよいか!次項で説明致します。
ダウンサスで下がりすぎ!車高を上げるには?
例えば下げ幅が大きいダウンサスを取り付けた後に車検に通らないレベルまで下がってしまってどうしよう・・・と思った時に助け舟として使えるものを紹介致します。
それが「ラバースペーサー」というものになります。
これは簡単に言えばバネの間にゴムを挟み、バネの沈みを抑える目的があります。
ラバースペーサーはバネの沈みを抑えることで車高をキープする能力があり、大体5㎜~30㎜程車高が上がると言われています。
ラバースペーサーにはさまざまな種類があり、薄いのから厚手のものもあり微調整が可能な便利なものではありますが1つ理解してほしいのはこれが決して車検対応品ではないと言うことです・・・
これを取り付ければ車検もスムーズにいけます、とは断言できないのでそこは注意してください。
挟むだけなので作業としても比較的に簡単にでき、ラバースペーサー自体の値段も2000円程度と非常に安価に入手できるため、有効的な手段ではありますが、どうしても足回り部品ですので取り付けの際は十分な知識と技術がある人と行って下さい。
まとめ
ダウンサスを取り付けた後に走りその後、乗り味や車高が変わったりして驚くこともあると思いますが、決して何かがおかしい訳ではなく、車にすーっと馴染んで来た証拠でもありますので是非愛車からの反応を感じて下さい(笑)
想像と違う!となってもそれをカバーする手段もありますので、是非一度ラフな考え方で取り付けてみるのはいいことかと思います。
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