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バックカメラの曇りが内側!分解して直る?レンズを磨いてくもり除去できるのか?

バックカメラの内側の曇り 付属品
この記事は約6分で読めます。

日常的にバック駐車や死角の補助に役立っているバックカメラ。

 

バックカメラ搭載車であれば、それが無いとバックするのは怖い!バック駐車には不可欠!という方が多いと思います。

 

私もそうです。

 

でもあるときから、画面が曇って見えにくくなることがありますよね。

 

「あれ?なんか画面が白っぽくなってきてる?」

「新車のときはよかったけど、最近曇ったように映って見えにくい」

「もうすでに画面真っ白で何も見えない!」

 

じつはレンズの内側のトラブルによってこのような嫌~な現象が起きるのです。

 

代表的な原因と対処はこれです!

 

原因1:レンズ(内側)の白濁
対処→レンズ磨きで解決!

 

原因2:レンズ内側への水分付着
対処→乾燥したあとに乾燥剤と隙間を埋めて解決!

 

今回はバックカメラの画面が曇ってしまい、せっかくのバックカメラの機能を十分活かせていない方に向けて以下の内容で原因と対処を知り、クリアなバックカメラを取り戻しましょう!

本題に入る前に、少しだけお堅いですが問題解決の3つの手法(現状の把握、原因の特定、対策の実行)を使って解決までのシナリオを見ていきましょう。

 

◆現状の把握
曇っているのはレンズの外側か内側かを目視で確認します。

 

両方の場合がありますので、まずは外側を洗車等で綺麗にしたり、軽く擦ってみて改善しないようなら内側の曇りと断定します。

 

◆原因の特定
分解作業が必須になります。

 

カメラを分解し、レンズ内側に白濁があるか、あるいはカメラケースやレンズに水分付着やその痕跡があるかを確認することで特定できます。

 

今回はレンズ白濁と水分付着の両方が原因だったとして進めます。

 

◆対策の実行
レンズの白濁と水分付着の両方を解決するための対策を講じ、曇りを改善します。

 

それでは本題に入りましょう。

 

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バックカメラの曇りが内側だったらどうすればクリアになるのか

レンズの白濁

レンズが白濁する主な要因は劣化でして、様々あります。

 

  • 紫外線によるオゾン劣化
  • 直射日光による熱劣化
  • 接着剤の成分が析出し樹脂と反応
  • 汚れ

 

これらの要因によって、本来平滑でツルっとしているはずのレンズの表面が荒れることで白濁しています。

 

試しに触ってみると、ザラっとした感触だと思います。

 

したがって、本来の平滑でツルっとした状態にするために磨くことでクリアになります。

 

水分付着

レンズに水分が付着する要因は防水パッキンの劣化による水分の進入か、気温の変化(暑い空気が冷めたとき)の結露による凝縮水の付着のどちらか、または両方です。

 

付着した水分を乾燥させることでクリアになります。

 

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バックカメラの曇りを改善!レンズを分解して大丈夫?

さて、原因が分かったところで対策に移りますが、冒頭で申し上げたように今回はレンズの内側の曇りなので分解作業は必須になります。

 

カメラとレンズの固定構造によって容易に分解できるか、難しいかが分かれます。

 

接着剤で固定されている場合

自分で無理に外そうとすると高確率で割れます・・・。
割れるとカメラごと交換です。

 

分解はあきらめてそっと元に戻して、ヤフオクに流しましょう(笑)

 

ダメ元で壊れても良いからやってみる!という方は、プロが行っているようにドライヤーで温めて接着剤を軟化させると外しやすくなります。

温めすぎて樹脂を溶かさないように注意してくださいね!

 

 

ビスで固定されている場合

ビスを緩めることで分解できます。

 

分解するといきなり内部の配線や端子が剥き出しとなります。
非常に細いので慎重に作業してください。

 

また、防水パッキンも千切れやすいので慎重に取り外してくださいね。

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バックカメラの曇り除去はレンズを磨くと復活するのか?

分解できたら、いよいよ対策の実行です。

 

白濁の除去

レンズを次の要領で研磨していきます。

 

1,#1000、#1500の順に耐水ペーパーで少しずつ、優しく表面の凹凸を削り取ります。

 

耐水ペーパーはホームセンターで購入できます。

 

少し白くなりますが慌てなくて大丈夫です。

均一に白くしてください。

 

2,#10000、#15000の順に超極細コンパウンドで磨きます。

 

自動車用ボディー用のコンパウンドが#10000とか#15000です。

この段階で白濁は取れるはずです。

さらに仕上げましょう!

 

3,眼鏡拭きや指輪磨きでさらに仕上げ研磨します。

 

これで新品同様のツルっとした平滑面が復活します。

 

水分の除去

水分を乾燥させれば良いだけです。

 

ドライヤーや、洗濯物と一緒に浴室乾燥にブチ込むのもありです。

乾燥後、そのまま元通りに戻しても良いのですが、水分付着予防のひと工夫をしましょう!

 

まず、カメラ本体の空間にお菓子の袋に入っているようなシリカゲルを詰め込みます。

 

こうすることで、水分が進入してきたり、結露で水分が発生してもシリカゲルが吸収しますのでレンズには付着しにくくなります。

 

次に、防水パッキンが劣化している可能性がありますので、防水パッキンにシリコン系シーリング材を薄く塗布すると外部からの水分の進入をシャットアウトできます。

 

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まとめ

原因1:レンズ(内側)の白濁

紫外線や熱の影響によってレンズが劣化し表面が荒れることで白濁します。
レンズを磨くことで解決です!

 

原因2:レンズ内側への水分付着

防水パッキンの劣化による水分の進入か、結露による凝縮水の付着で曇ります。

一旦乾燥させたあとにシリカゲル詰め込みとシール材で隙間を埋めて解決です。

 

私の場合は水分付着が原因でしたが、ドライヤーで乾燥させるだけでクリアになり、そんなに頻繁には発生していません。

次にまた曇ったら分解してみようと思っています。

 

今回は問題解決の手法でご紹介しましたが、私のようにまず簡単なところからチャレンジするのもおすすめです。

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