- ダウンサスを1巻カットすると、車種やダウンサスのメーカーにもよりますが、おおよそ1~2cm車高が下がると思います。
ダウンサスをセッティングしただけで2~3cm車高が下がる感覚なので、それ以上シャコタンにしたいならば、サスカットが簡単で安上がりです。
この記事ではこんなことをまとめています。
- ダウンサスを1巻きカットしたときのダウン量
- 基本的なサスカットの方法
- サスカットしたときの乗り心地
ダウンサス1巻カットしたときのダウン量は?
車種やダウンサスのメーカーにもよりますが、1巻カットすれば、だいたい1~2cm車高がダウンすると思います。
どれだけカットすると下がるかはメーカーや車種によってバラバラでホント解りません。
カタログに下がり量が○○cmと書かれていても、実際に自分の車に取り付けてみないとわからないことが多かったりします。
Twitterでもこんな投稿を見ました。
これやとダウンサス1巻きカットでこれやけんもう1巻きいっても良かったかも
まぁ足車やけんこれでえぇか pic.twitter.com/iKGKjqGaOD— まる (@H_anakusoJZ) April 20, 2019
車高のローダウンを考えている方は、ローダウンサスペンションか、車高調正式サスペンション(通称・車高調)のどちらかが思い浮かべると思いますが、個人的にはダウンサスペンションが好きです。
なぜなら車高調と比べ圧倒的に作業時間が少ないからです。
詳しい内容は後ほど解説します。
ダウンサスや車高調を取り付けたが納得できない!もっと下がると思ってた!ダウンサスや車高調の取り付けをしたことのある方なら、一度はそんな話になったこと…あるとおもいます。
サスペンションメーカーの写真やSNSなどで見た画像と違う。
なんて事もありますよね?
メーカーサイドも嘘の写真を載せている所は無いと思うのですが、写真の車両と自分の車でエアロが違ったり、ホイール・タイヤが違ったりで見え方が変わってしまうこともあります。
でも、やっぱりもっと下げたい!と言う方はこの方法しかありません。
“サスカット”です。
ダウンサスのカット方法
コイルスプリングにも種類があったりで一言でどれだけ下がるなんて言えませんが、カット前提でダウンサスを買うのであれば不等ピッチスプリングという種類が良いかなと思います。
不当ピッチのように上下で巻き数が違うスプリングを用意したほうがカットしやすいと思います。
実際に自分の目指す車高にするには、まず車両からの取り外しをして、ここだと言う所をカットするしかありません。
取り外したコイルスプリングを微調整しながらカットする方法として一番手軽なのは、ディスクグラインダーで垂直方向にカットですね。
ほかには高速切断機やガス切断機なんて物もあります。
ただ、一般の方でこのような設備を持っている方は少ないので、あらかじめ持っているお友達を探さないとならないですね。
また、借りたりする場合は慣れていないとかなり危険なので、けがには気を付けて頂きたいです。
カットした瞬間にドーンとスプリングが伸びて、強い衝撃が来ます。
指や手を挟まないようにしてください。
自己責任ですよ。
ダウンサスカットしたあとの乗り心地悪くならない?
友達の家が車の修理屋さんなので、工具を借りてダウンサスに交換しようと思っていたら、友達とそのお父さんが作業を手伝ってくれました!
中古のTEINのダウンサスで、フロントだけ1巻きカットで取り付けました。
ちょっとした段差で揺れてガタガタ言いますが、いい感じに下がったので大満足です! pic.twitter.com/aD7hyP9Z7o— まっしー。 (@masasi_843) December 29, 2018
サスペンションカットするにあたって、乗り心地を重視する…。
このような事は気にしちゃだめです。
切れば切るだけ乗り心地をわるくするだけですので、カット量=乗り心地悪くする!と覚えてください。
サスカットを全面に考えている方は片隅にも思ってはいけません。
あと、大事なところで乗り心地が悪いと大体の女性にはモテませんので、カットしたいのであれば、ほどほどにしたほうがいいですね。
もう乗りたくない!て言われちゃいます。
また、コイルスプリングが短くなり過ぎると、車両から外れてしまったり、コイルがずれて車の挙動がおかしくなって、最悪の場合事故や故障につながる事もあるので、気を付けてくださいね。
まとめ
ダウンサスをカットすると車種やダウンサスのメーカーにもよりますが、おおよそ1~2cm車高が下がります。
また、サスカットダウンするにはかなりの体力と時間を要します。
車高調正式サスペンションを好みの高さに調整するだけでも、コイルの取り外しが楽な車種であっても、少なく見積もって2時間以上の調整時間が掛かります。
車高調を取り付けてから車両を下して前後に移動させてスプリングを落ち着かせてから、また高さを計測し、高さの違いを調整するためにまた車両を上げて調整。
高さがやっと納得出来たら今度は、ハンドルのセンター位置がずれます。
専用のテスターでハンドル位置調整…。
めっちゃ大変です。
これにサスカットするための脱着時間が掛かってくると1日じゃホントに足りません。
しかし、ハンドル位置や多少の高さの違いなんて気にしない!なんて方が居れば、サスペンションカットは一番実費を抑えることができると思いますので、本気で考えている方覚悟して作業していただきたいです。
コメント