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エアクリーナーエレメント交換時期は?効果ある?交換しないとどう?

突然ですが、車のエアクリーナーエレメントの交換時期ってわかりますか?

 

エンジンオイルは交換時期がイメージできますが、エアエレメントとなると「ちょっとわからない」という人も多いと思います。

 

今回はエアエレメントの交換時期や、そもそも交換する意味あるの?効果あるの?
交換しないとどうなるの?か説明しています。

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エアクリーナーエレメントの交換時期

バイクもそうですが、自動車にはエアクリーナーエレメントという部品がついています。
「エアクリーナーエレメント」「エアフィルター」「エアエレメント」などと呼ばれています。

 

エアクリーナーエレメントの役目はエンジンにクリーンな空気を提供するためです。エンジンにゴミが入らないようにフィルターでろ過するんです。

 

まぁ家に設置しているエアコンのフィルターとか掃除機のフィルターと同じです。

 

フィルターって使い込んでくると汚れてくるので、掃除や交換を定期的にやらないとダメです。

点検時期の目安ですが、だいたい「2万キロごと」と考えていればいいでしょう。

 

2万キロごとに「乾式」ならば清掃もしくは交換、「湿式」ならば点検もしくは交換します。

 

エアエレメントの乾式湿式の違いは?

エアクリーナーエレメントには「乾式」「湿式」タイプがあります。

 

・乾式タイプ・・乾いているのでこまめに清掃できる

・湿式タイプ・・オイルがしみ込んでいるので清掃できない。汚れたら交換

 

車種によって乾式と湿式に分かれているので、交換するときは車種にあったフィルターを選ばないとだめです。

といっても、いまいちイメージできないと思うので画像を用意しました。

 

 

見てわかる通り、乾式のエアエレメントです。

左が交換する古いエアエレメントで右が新品です。

 

全然、汚れ具合や色が違いますよね?ここまで汚れていると掃除では意味ないので、交換をすすめます。落ち葉とかいろいろなものが挟まっています((+_+))

 

アレルギー体質の人ならば、このくらい汚れているエアエレメントを手に取るとくしゃみが止まらないかもしれません。

 

 

こちらも乾式。確かトヨタ・カローラのエアエレメントだったかな?

 

この程度の汚れであればエアでゴミを飛ばして清掃でもいいかもしれませんが、お客さんに説明したら交換してくれ!ということなので交換しました。

 

 

こちらも乾式。かなり汚れているので掃除ではなく交換です。

新品のフィルターの色が綺麗なこと♪

 

 

こちらはホンダの湿式エアクリーナーエレメントです。

オイルがしっとりとしみ込んでいるので、「清掃不可」で即交換です。

 

 

こちらも湿式。

これだけ汚れていた状態をお客さんが見たら、即交換したがるでしょうね。

 

エアクリーナー交換の効果はある?

フィルターが汚れたままだと、スムーズにエンジン内に新鮮な空気を取り込めないのでエンジン不調になります。

 

エンジンをかけているときは常にエアエレメントを通してエンジン内に空気を取り込んでいるので、エレメントは徐々に汚れてきます。

 

エレメントの表面が目詰まりして、空気の吸入量が少なくなるとガソリンだけ多く消費して燃費が悪くもなります。ガソリンが濃い状態になるので、マフラーからの排気ガスも目に染みるようにもなります。

 

よくいますよね?駐車場に止まった車の排気ガスが異様にクサイとか目がピリピリするとか…あれって完全に不完全燃焼の状態ですからね。

 

ちょっと余談ですが、エンジンを完全燃焼させるには3つの条件が必要です。

・良い空気

・良い燃料(ガソリンや軽油)

・良い圧縮

 

この3つの条件が完璧だと完全燃焼でエンジンが調子良いことになります。

「良い空気」はエアクリーナーエレメントが大きく関係しています。目詰まりしたフィルターでは、エンジンが求める理想の空気を取り入れることはできません。

 

ここまで理解できますか?人間の体をイメージするとわかりやすいですよ。

徒競走で息を止めて100メートル全力走できますか?ってことです。大きく息を吸って酸素を取り込まないと「酸欠」になって途中で倒れるでしょう。

 

自動車も同じ。

空気を多く取り込まないと、スピードも出ないし、燃費も悪いし、悪い排気ガスで環境に悪いし、エンジン調子悪いし良いことないです。

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エアエレメントを交換しないとどうなる?

車検時には必ず整備士がエアエレメントを点検するので、交換しないで乗り続けることはないでしょう。汚れていたら「交換」をすすめられます。

 

車検のときにエアエレメントの交換をすすめられたら、迷わず交換しましょう!

 

 

こんなに汚れていたら、エンジンに空気なんてまともに取り込めませんよ?

 

でも、なかには「今回は最低限で車検を受けたいので、エアエレメントは後で交換したい」という人もいます。

 

乾式のエアエレメントだとエアで吹き飛ばして清掃しますが、湿式だとオイルが塗り込んでいるのでエアで清掃はできません。余計に目詰まりさせることになりますからね。

 

だからその時は、エアエレメントを地面にトントンとぶつけて表面に付いたゴミを落とす程度の清掃になります。

正直言って、湿式タイプが汚れていると交換以外に最良の方法はないんですけどね(-_-;)

 

で、車検後にあとで交換するといっておいて、そのまま放置しているのでしょう。
「エンジンがかからない」「エンジンが吹け上がらない」「アイドリング不安定」「信号待ちでエンジンが止まる」など修理依頼の電話が来るパターンが多いです。

 

最初からエアエレメントを交換すれば間違いないのに、そこまで重要視していないのでしょう。

 

エアエレメントが汚れて目詰まりしている状態だと、エンジンが不完全燃焼ぎみなのでシリンダー内にガソリンの燃え残りのスラッジ(かす)が溜まり、確実にエンジン不調へと向かいます。

 

まったくいいことないですよ?

 

エアクリーナーエレメントが汚れていたら、「交換」がベストです。
エンジンオイルと同じでケチるところではないのです。

 

まとめてみると…

  • エアクリーナーエレメントの交換時期2万キロごと
  • 乾式と湿式がある
  • 汚れたままはエンジンに悪影響
  • 燃費も悪くなる

 

「たかがフィルターだろ?」と思いがちですが、人間だって鼻から空気を吸えないとどうなるか想像すれば「たかがフィルター」とは思えないはずです。

 

そんなに高い部品ではないので、汚れたら交換するという選択がベストです。

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