スズキ・ハスラーにエンジンスターターを取り付けしてみようかなって思っているあなた!
自分で取り付けはやめた方がいいです。
特にユピテル製品は(-“-)
さらにプッシュスタートのイモビ付きは自分で取り付けは厳しいですよ。
配線加工など慣れているならばなんとか行けるかもしれないけど、工賃かかるけれども僕は業者に任せた方がいいと思っています。
正直、プッシュスタート式のエンジンスターター取付って初めてだったので手こずりました。どんなところで手こずったのか画像付きで説明します。
ハスラーにエンジンスターター取り付けしてみた感想
エンジンスターター取り付けでも盗難防止機能のイモビ付きとなると配線も増えるし、面倒なのはわかっていたけど、それがプッシュスタート式だとさらに面倒でした。
キーを回してエンジンをかけるイグニッション式だと配線類はすべてハンドル周りのカバーを外してカプラーを入れ替えるだけで終了するのに、プッシュスタート式となるとそうはいきません(+_+)
いろんな作業をしながらのハスラーエンジンスターター取り付けだったので、余計に時間がかかったように感じたけど、実質2時間くらいは最低でもかかったと思います。
これならナビ取り付けしている方が楽だと感じました。
慣れれば簡単になるのか???というわけでもないでしょうね。
イモビ付きとなると車種によって配線方法が変わってきます。
配線の場所、配線の色など車種によって変わるのでその都度勉強です。
この前はタントのイモビ付きエンジンスターター取付をしたけど、その時もイモビコンピューターを探すので一苦労しましたし(+_+)
[card url=https://kuru-zou.com/147.html]
だから、イモビ付きのエンジンスターター取り付けは工賃がかかっても業者に任せた方がいいというのが率直な感想です。
エンジン始動に関わる作業なので間違いがあってはいけません。イモビ付きだと配線個所を間違えて警告音が住宅街に鳴り響くなんて最悪な事態もあり得ます。
それでも自分の車だから自分でやってみたいと考えているならこの先に進んでください。
ハスラーにエンジンスターター、ユピテルだけど…
まず用意したエンジンスターターとハーネスはこちら。
ユピテルのエンジンスターターESL-172R、車種別専用ハーネスS-118、イモビ対応アダプターJ-194。
ユピテルのエンジンスターターってちょっと苦手です(=_=)
だって【車種別配線接続情報】を個人には公開してくれないからです。
販売店にはちゃんと問い合わせすれば教えてくれるようですが、個人相手には教えてくれません。配線間違いなどで事故になっても責任が負えないという理由から公開拒否です。
エンジンスターター取り付けは業者にお願いしてくださいというスタンスなんです。
「うわーユピテルかよ」と正直思ったけど、頼まれたらやるしかないね。
早速、イモビ対応アダプターの説明書を読んでみたけど、すぐに問題発生!
※接続先は車種別接続情報をご確認ください。
と書いてあるけど、ユピテルの公式サイトを見ても業者以外閲覧できない状態です。
車種別接続先がどこを意味しているの調べようにも個人のアクセスでは先に進めません。
しかも車種別ハーネスを確認したら、なにやらピンク色の配線が1本隠れるようにあるじゃないですか!?
【ホゴチューブ】と書かれたゴムが付いているくらいだから、必ずどこかに接続しないとダメなのかな?そのピンク色の線がどこに接続するのか、接続しないでもいいのかなどの情報も説明書には書いてないんです(-_-;)
個人には何とも不親切な説明書なんですよね。
タントのときもそうでした。
タントの場合は駄菓子屋の前にあるようなガチャガチャのカプセルに入っている小さい紙のような説明書だったり…(字が小さくて見えないっての)
ハスラーの説明書にも上の方に【個人ユーザー様への取り付けサポートは行っておりませんのでご了承ください】と書かれています。
だったら個人には販売できないような体制を作った方がいいのでは?簡単に個人購入できるような販売方法をしておいてサポートはできないってどうなんでしょう?
買う方が悪いって??そんな感じにも受け取れます。
ということで、取り付け作業にかかる前にまずは接続情報を勉強しないとだめです。
ザックリとわかっているところだけ接続してみるとこんな感じ。
調べないとダメなのは3点
- 【赤/青線】【白/青線】は車両信号線に接続はOBD2?
- ピンク色の配線はどこに接続?
- 専用ハーネスはどこに接続するの?
エンジンスターター接続線の方法はちゃんと説明書に書いてあるので理解できます。
紫、白/黒、灰/黒の配線ですね。
今回は10ピンタイプだったのでこのようにカプラーの空いている箇所に向きを間違えないように差し込むだけです。
- さてここからが配線加工が必要になってきます。
- 【赤/青線】【白/青線】は車両信号線に接続はどこに?ということですが、OBD2のコネクターの裏の配線に結線しないとだめです。
ハスラーのOBD2のコネクターってどこにあるの?
[talk-l url=”https://kuru-zou.com/wp-content/uploads/2018/03/245692300.jpg” name=”” width=”100″ height=”100″ radius=”” bg=”#f5f5f5″ border=”” color=””]OBD2って何?
[/talk-l]
OBD2とはOn Board Diagnostics(オンボードダイアグノーシス)を略しての呼び名です。
自動車に搭載されている自己診断機能でメーターのエンジンチェックランプが点灯した場合にOBD2のコネクターに診断機を接続して不具合個所を特定します。
この自己診断機能のコネクターをOBD2(オービーディー2)と呼びます。
ハスラーだとここにOBD2のコネクターがあります。
運転席の左側パネルの下。サイドブレーキの上のあたりです。黒の台形の差込口をしている部品です。
そのコネクターを外してその裏の配線に【赤/青線】【白/青線】を結線します。
赤と白の配線が上下に並んでいますが、【赤/青線】を赤い配線に【白/青線】を白い配線にエレクトロタップで結線します。
-
専用ハーネスはどこに接続するの?
- 専用ハーネスは運転席右側にあるヒューズボックスに接続します。
番号を書きましたが、1番と3番のカプラーを外して専用ハーネスと入れ替えます。合うようにしか合わないのですぐにわかります。
問題は2番のカプラーです。
-
ピンク色の配線はどこに接続?
- 専用ハーネスの束の間からぴょこんとっ出ていたピンク色の配線は2番のカプラーを外して空いている差込口に差します。
これはネットで検索して調べたコムテックさんのマニュアルになりますが、2番のカプラーの外し方と空いている差込口の場所が書いてあります。
この2番のカプラーがちょっと癖があって黒いレバーを引き起こしてやらないと外れない仕組みです。ちょっとコツがいります。焦らずゆっくりやれば外れます。
このように45度の位置まで引き起こせばカプラーが外れます。
あとはコムテックさんのマニュアルの通りに黒いレバーを外して空いている差込口にピンク色の配線を差し込みますが、その前にロックピンを外さないと配線が差し込めないのでロックを外します。
カプラーの横にロックピンがあるので細いマイナスドライバーでほんのちょっとの隙間を与えるだけでロックが外れます。
空いている下から4番目の差込口に向きに注意してカチッとなるまで差し込みます。差し込んだら抜けないようにロックピンを元に戻し配線が抜けないかチェック。
抜けないならば黒いレバーを付けてカプラーをヒューズボックスに戻します。
これでヒューズボックス周りはこんな感じになっていると思います。
あとは、アース線をボディに確実に接続してプッシュスタートボタンの裏に手が入るので配線を抜いてハーネスを差し替えます。
この裏に手が入るのでカバーを外さなくても大丈夫です。
あ!あとこの作業をしている時に奥の配線の束に白い配線がひょろっと出ているのが見えました。
ヒューズボックスのさらに上の方です。
ちゃんとゴムのキャップが付いていて、なにやら怪しい配線ですよね?これってもしかしてエンジンスターター取り付けした後にエンジンのかかりが悪い時に配線をした方が良いというあの配線先でしょうかね?
今回は白と茶色の線は使わなかったのでまとめてます。
もしかして??と思ったので一応写真を載せておきました。確認したわけではないのでそれがオルタネータの配線かどうかはわかりませんよ。
これでハスラーのエンジンスターター取り付けは終了です。
まとめてみると…
- イモビ付きエンジンスターターは業者に任せた方がいい
- ハスラーのプッシュスタート式エンジンスターター取り付けは個人では難しい
- ユピテルは取付など個人にはサポートしない
ここまで見て自分でやってみようかなと思っているのなら、自己責任でお願いします。
慣れていないと結構時間がかかる作業だし、絶対に間違えてはならない作業なので十分注意して取付してくださいね。
やってみるなら頑張って!
[card url=https://kuru-zou.com/259.html]
コメント
無事取り付け完了しお陰様で助かりました。接続先が分からず困っていたところでした。ワゴンR MH44 プッシュスタート付き エネチャージ車も同様の仕様でした。
さとっちさん
コメントありがとうございます。
エンジンスターター無事取付したようで良かったです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。