自動車のブレーキパッドが残り1mmだった場合、約1万キロ走行できます。
天候や車両の重さ、運転状況によって変わりますが、だいたい1万キロもつといわれています。
でもパッド残量1ミリでそのまま気にせず運転するのって不安ですよね?
この記事では
- ブレーキパッドって実際どのくらいもつの?
- パッドが全く無くなるとどうなるの?
- ブレーキパッドは自分で交換はしていいの?
そんな疑問を解説していきます。
ブレーキパッド残り1mmでどんくらいもつの?
ブレーキパッドは車の重さ、乗り方にもよりますがおおよそ1万キロに1mm減ります。
新品のブレーキパッドは車種などによりますが大体10mmぐらい、ディーラーなどは残り4mmぐらいになってくると交換をおすすめします。
私は元ディーラーに勤めてたので4mm以下になってる車のお客様には交換をすすめてました。
ブレーキパッドが1mmしかないから全くブレーキ効かないんじゃないかと思うかもしれませんが、「じつは全く効かない事はなく、著しく制動力は落ちます」という表現が正しいです。
交換する前に乗らなきゃいけない場合は注意しながら運転しましょう!
そしてあと1万キロぐらいこのまま乗ろうなんて考えないでください。
いきなり止まれなくなったりする可能性もありますし、大きな事故になる前に早めの交換をおすすめします。
ブレーキが効かないなんて恐ろしすぎますからね。
ブレーキパッド無くなるとどうなるの?
ブレーキパッドが無くなると制動力はほぼ無くなります。
そして金属と金属の接触によりブレーキパッドだけで無くブレーキローターまでダメージがいき、最悪の場合ローターも交換するハメに…
そうなるとかかるコストがかなりあがってしまいます。
そんなの嫌ですよね。
ブレーキパッドが無くなるまで乗った車は年に3回ほど入庫しますが、よくこの状態で今まで車を運転していたのか考えるだけでゾッとしますよ(-_-;)
パッドがない状態でブレーキを踏むとローターに直接当たるのでガーガーとかなりの異音するはずなのにどうしてこんなんなるまで乗ってたんだ…ってなりますね。
キーキー、ガーガー異音が聞こえたらすぐにお店に連絡してみてもらいましょう。
ブレーキパッド自分で交換は違法なの?
ブレーキパッド交換工賃のコストを抑えたい。けど自分でブレーキパッドの交換は違法なんじゃ無いの?って思う事ありませんか?
結論をいえば、自分でブレーキパッドの交換は合法です。
自分の車を自分で整備することは違法ではありません。どうぞご自由に整備していいです。
ただ、走行中にタイヤが外れたりしたら周りが大変迷惑するので、しっかりと整備知識がある人がやりましょう!
もし、他人に迷惑をかけたりしたら刑事裁判に発展するので、整備知識がないのであれば整備工場に任せましょう。
DIYはすべて自己責任ですのでプロにお任せするのが安心、安全です。
いざブレーキをかけようとしても作動しなかったことを想像すると、かなりヤバいですよ((+_+))
ブレーキパッドの交換工賃は左右で車にもよりますが6000円〜8000円前後ほど。
安心はお金で買いましょう。
自分でやるよりプロに任せた方が安心ですよね?
パッドの交換と一緒にブレーキフルードの交換もおすすめします。
ブレーキオイルも劣化するとブレーキの効きに影響及ぼしますからね。
パッドがそこまで減ってるのであればフルードもかなり劣化はしてるはずです。
一度もフルードを交換してなかった場合はついでに交換しちゃいましょう。
まとめ
車は日々の日常点検が大事なんです。
ブレーキパッドの残量チェックも日常点検項目ですよ。
日常点検は車の使用者が行う点検です。
車は機械ですので壊れない事は無いですし消耗品はどんどん減っていきます。日常点検を怠ると大きな事故につながります。
今回はブレーキパッドについてお話しましたがタイヤ、灯火類、オイルの量、などの確認もしっかりしないと危険ですよ。
安全で楽しいカーライフを楽しんでくださいね!
コメント
自分の車両に整備士免許が無くとも自分でブレーキパッド交換しても違法ではありませんよ!なので記事が間違ってます。
整備士免許が無く、自分の車両以外のパッド交換は違法です。
p4さん、コメントありがとうございます。
確かに間違っています。(この記事は外注さんにお願いしていたのでチェック漏れです)
記事内容は修正しました。
ご指摘ありがとうございました。