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タイヤサイズの見方わかります?インチアップするなら互換性に注意。

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自動車タイヤサイズ表示の見方はわかっていますか?

 

最近は通販で安くタイヤを自分で購入する人が増えて、工場に持ち込むパターンが多いです。別に持ち込みでもいいけれど、明らかにタイヤサイズが違う商品を持ち込まれても困ります。

 

自分で購入するのならサイズの見方を覚えましょう。
明らかにサイズが違うとタイヤ外径が変わるので車にとってあまりよくないです。

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タイヤサイズの表示の見方

タイヤ外径が変わると何が良くないのかというと、まずスピードメーターに誤差が生じます。メーター表示は時速50キロなのに実際には60キロ以上出ていて警察に捕まった(+_+)
とか最悪ですよね。

 

まぁ極端な例を挙げましたが、メーター誤差程度であればいいですが、最近の車はレーダーブレーキやフルタイム4WDも多くなっています。

 

その車にあったタイヤ外径じゃないと車自体に不具合が生じることになります。
そうなると高い修理代を自腹で払うことにもなる可能性だってあります。

 

タイヤ外径は標準サイズと合わせること

 

とその前に、タイヤサイズの表示の見方はわかりますか?
例えばこのタイヤの表示読めますか?

 

 

『165/65R14』…

 

『ひゃくろくじゅうご/ろくじゅうごのアールじゅうよん』と読んでしまいそうですが、業界では『イチロクゴ ろくごう じゅうよん』と読むのが基本です。

 

たまにお客さんで「ひゃくろくじゅうご/ろくじゅうごのアールじゅうよんのタイヤありますか?」って電話かかってくることありましたが、ややこしいです(-_-)

 

『イチロクゴ…』と言ってくれるとわかりやすいですよ。

 

で、この『イチロクゴ…』の表示ですが

165→タイヤ幅が165ミリ

 

65→タイヤの厚み・扁平率(へんぺいりつ)

 

14→14インチ(ここはジュウヨンインチと読みます)

 

ということです。

写真で見ると

 

 

赤の矢印がタイヤ幅青い矢印がタイヤの厚み(扁平率)、14インチはタイヤが付いているホイールの大きさです。ここまでわかりますよね?

 

車種によってこのタイヤサイズは変わってきます。

『225/40R17』とかスポーツタイプのタイヤだとタイヤ幅が太くてタイヤを横から見たときの厚みが薄いタイプになります。そしてホイールは17インチと大きめです。

 

タイヤの厚みは扁平率、『リツ』ですからね?上の画像のタイヤだと扁平率が65だからといって厚みが650ミリあるわけではありません。

 

 

試しに計ってみたけど、御覧のように850ミリくらいありますね。

あくまでも『率』ですからね。勘違いしないように。

 

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タイヤサイズの互換性は重要

車にうるさい人だと純正ノーマルタイヤだとダサいのでインチアップしますよね。インチアップした方が見た目がスポーティーに見えるのでかっこいいですからね。

 

インチアップするときも標準サイズの外径と同じに合わせてあげないと、メーターに誤差が出たり不具合が生じることがあります。

 

昔のアナログな車だとそこまで神経質に合わせなくてもよかったんだけど、今の車ってコンピューター制御でレーダーブレーキとか自動運転機能とか付属装置が付いているでしょ?

 

そうなると、タイヤ外径をきちんと合わせないとコンピューターが狂ったりよくないわけ。

 

例えば『195/65R15』が標準のタイヤサイズをインチアップする場合は『215/50R17』とタイヤ幅や扁平率も変えてあげないとタイヤ外径が同じになりません。ここわかりますかね?

 

ホイールを大きくするとタイヤ外径を合わせる時は扁平率を下げて薄くしないとだめでしょ?

扁平率=タイヤ厚み÷タイヤ幅×100

 

このインチアップの計算はややこしいのでブリヂストンの公式サイトにインチアップの各サイズの適合表があるのでそちらを参考にした方が早いです。

→ブリヂストンの公式サイト

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タイヤ製造年月の見方

ちなみにタイヤ表示にはサイズのほかにもタイヤの製造年月も表示になっています。

タイヤサイズの同じようにタイヤの横を見てください。

 

 

このタイヤだと『4815』って表示されていますよね。

この見方は下2桁が『15』ということは2015年製造ということです。

 

そして前の2桁『48』は2015年の48週目に製造したタイヤだよ。という意味です。48週目ということは2015年の終わりですよね。

 

この製造年月の表示はよくチェックした方がいいですよ?特にタイヤを購入するときは。

 

タイヤ売りつくしセールをやるときは売れ残ったタイヤを処分のために安く売るので、製造年月が古い時があります。売り尽くしセールのときはタイヤの製造年月を確認してから購入しましょう。

 

古いタイヤってゴムなので固くなって路面との食いつきがよくなくて燃費やスリップなどよくないことだらけです。グリップが弱いとかいうでしょ?何でもですが新しい方がいいですからね。

 

いくら安くても古いタイヤは履きたくないです。

 

出典:ダンロップ

 

ダンロップの公式サイトを見ても同じように製造年月のことが説明されていたので参考までに挙げときます。

 

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まとめてみると…

  • インチアップするときはタイヤ外径を合わせる
  • 製造年月の見方は覚えておくとよい

 

ちなみに扁平率が少ないタイヤは乗り心地は悪くなりますよ。見た目はかっこよくなるけどゴツゴツと路面の段差をモロに受けるので乗り心地は悪くなります。

 

タイヤの厚みが薄くなるので当然ですよね。

それでも見た目重視の若者は好んで薄いタイヤを履きたがるものです。

 

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