ブレーキパッド交換でグリスは塗るのがおすすめです。
ブレーキの効き具合での性能に関しては塗っても塗らなくても変わりはありません。
では、グリスはなんの為に塗るのでしょうか?
と思うでしょうが、グリースを塗らないとグレーキ鳴きを起こしやすいからです。
グリスは専用のものを使わないとダメなのか?ということについてもまとめています。
ブレーキパッド交換でグリスは塗るの?塗らないの?
ディーラーや整備工場などでブレーキパッド交換をする時は必ずグリスを塗っています。
「じゃあグリスはなんのため?」
ブレーキ鳴きの防止です。
ブレーキの効き具合には関係は無いのです。
ディーラーなどにブレーキパッドの交換をお願いして帰ってきた車がキーキー音したらクレームになっちゃいますからね。
ブレーキキャリパーを外してブレーキパッドを見るとシムがパッドについています。
このシムとブレーキパッドの間にグリスを塗り、シムとパッドを密着させ別々の動きをしないようにして鳴きを防止してるのです。
塗る時の注意点
ローターとパッドの辺り面、つまりパッドの表面には絶対塗らないでくださいね。
滑ってブレーキ効かなくなります。
もうひとつはグリスの塗る量です。
多すぎるとキャリパー戻した時やブレーキを踏んだ時グリスが溢れ出てしまい、ローターに付着しブレーキが効かなくなるなんて事もあります。
グリスを塗る面と量は十分に注意しましょう。
ブレーキパッドグリス代用できるものはある?
ブレーキパッドグリスはパッドグリスという専用のものがありますが汎用性の高いリチウムグリスなどでも代用できます。
ですが無難にパッドグリスをつけるのがいいですよ。パッド専用グリスなので。
私の場合はちゃんとパッドグリスを使って交換してます。
比較的安価ですしオートバックスなどのカー用品店に行けば置いてあります。
またグリスには何種類かあり、それぞれ用途が変わってきます。
細かくわけると沢山ありますが大きくわけると4種類に分けられます。
- モリブデングリス
極圧性が高め。圧力が高いところや荷重の乗るところ向け
- リチウムグリス
汎用性が高い 耐水性、耐熱性、潤滑性が高い ゴムや樹脂類に悪影響
- シャーシグリス
汎用性が高く耐水性、潤滑性が高い。リチウムグリスよりは劣る 安価
- シリコングリス
ゴムや樹脂類に悪影響が出にくい。ゴムや樹皮類の潤滑に使用
この4種類ですが、使いたい場所によってグリスの種類を変えていきましょう。
私はグリスを使う事が多々あるので汎用性が高いリチウムグリスは多めの物を購入してます。
汎用性が高いのは便利ですからね。
ブレーキパッドグリスはホームセンターに売ってる?
パッドグリスを置いてあるホームセンター、置いてないホームセンターがあります。
私の近くのホームセンターには無かったですが、ちょっと離れたとこにある大きめのホームセンターにはありました。
パッドグリスでは無いリチウムグリスやシリコングリスなどはどこも売ってますが、パッドグリスはカー用品店であるオートバックスなどに置いてありますね。
何ヶ所もホームセンター回ったりするよりカー用品店に行って買うのが1番手っ取り早い。
回るのめんどくさいじゃないですか笑
近くに無い場合はインターネットでの購入でもいいと思いますよ!
まとめ
ブレーキ鳴きが別に気にならないし、別にグリスは付けなくてもいいかなって思う人は付けなくても制動力に差支えはないです。
ですが、キーキー音が鳴るのは嫌がる人の方が多いですよね。
私は嫌なのでちゃんとグリスを塗ってます。
グリスは用途に合った専用の物を使ったりするのがいいですよ。
汎用性が高いものでも代用は出来ますが、専用品には劣ることはもちろんですよね。
そしてブレーキパッドの交換をご自分でやる場合は十分に注意が必要ですので、グリスの量や塗る場所、取り付け方お間違えのないようにしてくださいね!
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